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第56回MFJ-GPモトクロス大会
2018MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦

全日本モトクロス選手権シリーズの最終戦が、第56回MFJ-GPモトクロス大会として、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今年も海外からの招待選手を始め、海外で活躍している日本人ライダーのスポット参戦もあり多くの注目を集めると同時に、最終戦までもつれこんだIA-1、IA-2、LMXクラスのシリーズタイトルの行方にも多くの注目が集まった。
ところが、あいにくの天候に見舞われ、金曜夜に降った雨の影響でコースコンディションは悪く、土曜日の午前中は、昨年の最終戦を思い出させる程のマディコンディションとなったが、天候は徐々に回復し決勝当日は晴れの中、回復して行くコースの状況を見定めながらのレース展開となった。


Team HRC 成田 亮選手がV12を達成!!

山本 鯨選手

 

IA-1 クラス

土曜日のコースコンディション悪化の影響でタイムアタックが中止となり、日曜日の練習走行からそのまま決勝ヒートを迎えたIA-1クラス。
今大会には、現在MXGP(モトクロス世界選手権シリーズ)で活躍する #243 ティム・ガイザー選手 Team HRC と、#91 ジェレミー・シーワー選手 Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team と、そして今シーズンまでアメリカAMAに参戦してきた #718 富田 俊樹選手がスポット参戦した。

一方、全日本シリーズでは Team HRC #1 山本 鯨選手と、チームメイトの #982 成田 亮選手がシリーズポイント9ポイント差で山本選手がタイトルに王手をかけ最終戦を迎えた。

Tim Gajser選手
Jeremy Seewer選手

 

 

決勝はヒート1、ヒート2共にガイザー選手とシーワー選手が圧倒的な速さを見せ、両ヒート共に優勝がガイザー選手、そして2位がシーワー選手と、両ヒート共に海外選手達の圧倒的な速さに観客達は大いに湧いた。
その後に続くように富田選手、山本選手、成田選手のバトルが見られ、そんな中で注目されるタイトル奪取へ向けて、先に魅せてくれたのが成田選手だった。ヒート1で3位となり、4位の山本選手とのポイント差を7ポイント差と詰め寄る。
そして迎えたヒート2、ここで予想外の展開を迎えることになった。


このまま順当にヒート2を走ればタイトル獲得と思われた山本選手が、ヒート2スタート後、オープニングラップに転倒によりリタイアとなった。これにより、ヒート2を4位でチェッカーを受けた成田選手が、2年ぶりに自身通算12度目の全日本チャンピオンに輝いた。

富田 俊樹選手

 

成田選手本人のコメントにもあったように、「正直なところ逆転は難しい・・・」そんな中でのレースだっただけに、「チャンピオンになれたのは本当に幸運でした。」という成田選手だったが、どんなに小さな可能性であっても最後まで諦めず狙って行く気持ちと姿勢が運さえも引き寄せる事を知っているベテラン成田選手の本当の強さでもあるのだろう。
「絶対王者」成田 亮選手の強さが際立った最終戦となり2018年シーズンの幕を閉じた。

 

レースの詳細は MFJ ONLINE でご確認ください!!

山本 鯨選手

 

成田 亮選手
成田 亮選手

 

 

 


ADA/SoCal MXTF 古賀 太基選手がタイトル獲得!!

古賀 太基選手

 

IA-2 クラス

昨年度のIA-2クラスのチャンピオンで、今シーズンはアメリカAMAに参戦していたYAMAHAの #1 渡辺 祐介選手が、AMA同チームの3D Racingからスポット参戦となった今大会。
シリーズランキングトップ Team HRC #828 能塚 智寛選手を6ポイント差で追うADA/SoCal MXTF #922 古賀 太基選手の最終決戦となったこのクラスも、IA-1クラス同様に高い注目を集めていた。
土曜日の予選で、3D Racing #1 渡辺 祐介選手が転倒などもあり27番手とギリギリでの通過だったが、スタートしたヒート1では不利なスタート位置だったにも関わらず、レース中盤にはトップを走行していた古賀選手を交わし、そのまま引き離し圧倒的な速さを見せつけて優勝を挙げた。ヒート1で2位となった古賀選手は、4位でチェッカーを受けた能塚選手とのポイント差を2点と詰め寄り、最後のチャンスにかける。

渡辺 祐介選手

僅かなポイント差はあるものの、実質上古賀選手と能塚選手の直接対決となったヒート2では、さらにリズムに乗った古賀選手がホールショットを奪うと、一気にリードする展開へと持ち込み、追い上げてくる渡辺選手に捕まる事なく、自力優勝を果たした。

昨シーズン終了時には引退も考えていたという古賀選手、BOSS RACING代表 元木龍幸氏の声がけにより新たなチーム ADA/SoCal MXTFを 発足し、多くのスポンサーやチームスタッフに支えられ、ファンの声援に後押しされながら戦ってきた今シーズン、さらに大きく成長しそのポテンシャルはさらに高くなった姿を見せ、最後につかんだシリーズチャンピオンに観客席からは祝福の声と拍手が湧いた。

 

レースの詳細は MFJ ONLINE でご確認ください!!

能塚 智寛選手
古賀 太基選手
古賀 太基選手

 

 

 


T.E.SPORT SHOWA 畑尾 樹璃選手がタイトル獲得!!

畑尾 樹璃選手

 

 

Ladys クラス

T.E.SPORT SHOWA #4 畑尾 樹璃選手がシリーズランキングトップで、2位 T.E.SPORT #8 川井 麻央選手に14ポイントリードで迎えたレディースクラス。
1ヒートで交わすには大きなポイント差と思われるも、川井選手はスタートから果敢に攻めて行った。ホールショットからトップに出た昨年のチャンピオン TEAM HAMMER ホンダ学園 #1 竹内 優菜選手の後ろに付け、そのチャンスを狙っていた。
中盤に僅かな隙をついてトップに躍り出た川井選手だったが、竹内選手は落ち着いてそのチャンスを狙い、ファイナルラップで再びトップを奪うとそのままチェッカーを受けた。
今シーズン苦しい戦いとなった竹内選手、最終戦をらしい走りで締めくくり、来年へとつながる兆しを見せてくれた。

 

2018-8-13選手

2位に川井選手が入り、タイトルの行方を握っている畑尾選手は7位でチェッカーを受け、念願の自身初となる全日本タイトルを獲得した。
3位にはTEAM KOH-Z #3 本田 七海選手が入り、ラストレースとなった名阪レーシング #5 安原 さや選手が4位で最後のレースを締めくくった。

 

 

竹内 優菜選手
久保 まな選手

シリーズタイトルの行方、チャンピオン竹内選手の復調、安原選手のラストレースと話題、見どころの多いレディースクラスの最終戦は、モータースポーツの人気の鍵の一つとも言われている 女性ライダーの活躍で、その話題と存在感をさらに大きくして見せ、今後の女性モトクロスライダーへの注目が期待される最終戦となった。

 

レースの詳細は MFJ ONLINE でご確認ください!!

 

 

 


予選から波乱のIB-Oクラス

このクラスは土曜日にヒート1を行うこともあって、前夜の影響の残るコースでの予選、決勝ヒート1を行うことになった。
雨でコースの表層がずり落ちるほどぬかるんだ2コーナ直後の大阪の上り坂で、予選ヒートA組の多くのライダーが大阪を登れない状態となり赤旗が出された。仕切り直しとなった予選は大阪をカットしたコースに変更となり、順当にA組からのスタートとなり、そのスタートラインに並ぶ選手達がスタート前から既にドロドロ状態と滅多に見られない光景となった。

この日の最終ヒートに行われたヒート1では、マウンテンライダーズ #8 池田 凌選手が優勝を挙げ、2位にはグリーンクラブ ピュアテックレーシング #69 西條 悠人選手が入り、3位にはY's racing with K2quick #61 小笠原 大貴選手が入った。

 

IB-O予選スタート

 

 

IB-Oクラス ヒート2

前日よりもコースは回復した中で行われたヒート2、ホールショットからトップへと浮上したT.E.SPORT #14 根岸 瑞生選手は、快調に周回を重ねて行き最終ラップへと突入する。
しかし、後方から追い上げてきた池田選手が根岸選手に迫り、そして最終コーナーでそれまでトップを独走していた根岸選手をかわし劇的な優勝を飾った。
優勝目前だった根岸選手は、チェッカーを受けると、マシンにまたがったままそのその悔しさを露わにした。
総合優勝は#8 池田 凌選手、2位は#61 小笠原 大貴選手、3位はSRF関東 オートスポーツ清水 #7 西 元気選手となった。

 

レースの詳細は MFJ ONLINE でご確認ください!!

岸 桐我選手
西 元気選手
西 元気選手
池田 凌選手
西條 悠人選手

 

 



 

 

 

 

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